気が付けば落下中だった。
ちょ!?
マ(ジで)!?
みたいなオープニングから始まるこの作品。
バッチバチのSFバトル映画です。
プレデターズ制作情報
公開年月日(日本) | 2010年7月10日 |
---|---|
監督 | ニムロッド・アーントル |
脚本 | マイケル・フィンチ/アレックス・リトヴァク |
製作総指揮 | アレックス・ヤング |
音楽 | ジョン・デブニー |
製作会社 | トラブル・メーカー・スタジオズ/デイヴィス・エンターテイメント |
配給 | 20世紀フォックス |
製作国 | アメリカ合衆国 |
制作費 | $40,000,000 |
興行収入 | $127,233,108 |
上映時間 | 107分 |
出演者
役名 | 俳優 |
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ロイス | エイドリアン・ブロディ |
イザベル | アリシー・ブラガ |
エドウィン | トファー・グレイス |
クッチーロ | ダニー・トレホ |
ニコライ・フェドロフ | オレッグ・タクタロフ |
ハンゾー | ルイ・オザワ |
ウォルター・スタンズ | ウォルトン・ゴギンズ |
モンバサ | マハーシャラルハズハズ・アリ |
ロナルド・ノーランド | ローレンス・フィッシュバーン |
主人公と同じ様に謎の落下を遂げた人達がジャンジャン集まって来ます。
傭兵、スナイパー、暗殺者、殺人犯、医者、ジャパニーズマフィアってか何でヤクザ?
何そのチョイス。
日本なら普通に自衛隊じゃない?異色感出したいなら忍者とか空手家とか侍的な武術系じゃない?
樹の上から手裏剣投げたり、居合一閃!とかの方がいいのでは?
レンガを叩き割る伝説のゴットハンドとか
大山倍達的な。
そんな俺の思惑をよそに物語は進んで行きます。
謎の骨。
謎の皮。
いきなりのトラップ。突然の死体!そしてついに現れたアイツ。
そして一行は思うのです。
ここどこやねん!
地球外生命体からの襲撃、気付く真相。
プレデターのね、アレが不気味でいい味出すんですよ、声真似がめちゃ上手い。
もうモノマネ四天王クラスなワケですよ。
このスペックはやはりタダ者じゃない。
ズンズン進んだ一行。
広場に出たらいきなりラスボスが死んでる!?
と思ったら生きてたぁぁぁ!
こっからはもうドンドンバチバチ!全力の撤退戦!
ふおぉぉ!プレデターかっけぇ!
いやいや、地球生まれの地球育ち、生粋の地球人としてはね、Pたんを応援するのはどうかとも思ったんだけどね、まあかっけえもんはかっけえワケです。
そんなこんなで、そこから作戦を立ててPたん達を罠にはめるはずが逆に罠にはめられたかと思いきやまさかの味方と言う急展開。
その名はノーランド
そしてノーランドの隠れている船内での話し合い。
うん、状況は絶望的ですね。
しかしもしも、あの囚われのプレデターを味方につけられたなら?
僅かながらの可能性に希望を見出す主人公達。
そのあと一時の団欒。
てゆーかもうね、ジャパニーズマフィア意味わかんない。
日本刀見つけてね、「これは素晴らしい」つって侍みたいに品定めしてんの。
こんなヤクザいる!?
そんで主人公が来たらいきなり流暢な英語喋り出してね。
まあ知性溢れるインテリジェンスなヤクザはいるでしょうけど、主人公が驚いて何で今まで喋んなかったのか聞いたら「口は災いの元」つってドヤ顔で三本指立てくんの。
フレミングの法則みたいな感じで指立ててくんの。
主人公ニヤリと笑って何も言わずに去って行ったけど俺だってそうしますよ。
だって意味わかんないもん。
コメントのしようが無いもの。
同じ日本人だけどジャパニーズマフィアの言わんとしてることが全然わかんないもん。
「口は災いの元」だから今まで英語喋れないフリしてたのなら、あえてこの場面でその秘密をバラすメリットは何なの?
てゆーかその三本指の意味は何なの?
流行りなの?
当時日本ではそういうのが流行ってたの?
とか思いましたよ。
なんて微笑ましいやり取りもありつつな団欒の後、ノーランドがいきなりの裏切り。
急に人増えすぎてご飯食べられなくなっちゃうってさ。
そりゃそうだよね。向こうも命がかかってる。
でもね、それなら何で助けたの!?
ってゆーね。
もうちょっと考えて!
可愛いからってペット飼ってみたけど思ったより大変だからって簡単に捨てちゃうダメ飼い主みたいなのやめて!
みたいな。
まぁ、助けて貰っておいて何ですけどもね。
そこに関しては非常にありがたい事ではあるんですけどね。
煙の立ち込める船内に閉じ込められた主人公。
強固な扉は手持ちの武器で歯が立ちそうにありません。
しかしもう時間がありません。このままでは直ぐに全滅してしまうでしょう。
扉に銃を撃つ主人公。
苦し紛れの悪足搔きでしょうか?
いいえ。狙いは銃撃音でプレデターを呼び寄せる事でした。
主人公の狙い通り、船内に侵入して来るプレデター。
ノーランドとこんにちは、そして速やかにさようなら。
哀れノーランドはご臨終です。
さぁ、スーパーハンターPたんが扉を破り、部屋の中はてんやわんやの大騒ぎ!
とはならない。
遊んでるのでしょうか。
腹が減ってる訳じゃない。ただ狩りを楽しみたいんだとばかりに扉を壊し、そのまま身を引くプレデター。
もしくは罠かもしれないと警戒したのかもしれません。
いずれにしても一行に残された選択肢は逃げの一手。
でっかいのと殺人犯が善戦するもやられてしまいますが他は何とか逃げ切ります。
一行を逃がしてしまったPたんの所へボスっぽいPたんが来るんですけどね、これがこの星で三対三に分かれて戦ってるプレデターの、囚われのPたんとは違う、もう片方の勢力なんでしょうけどね、なんか族長感がすごい。
溢れ出る最古参の古強者感。
他のプレデターにはない力がありそうです。
一方逃げる一行。
ふと立ち止まるラストサムライ、いやヤクザ。
何かを察した他のメンバーは先を急ぎます。
ただ一人、仲間の為に死を覚悟した孤高の戦士を残して。
もうね、こんなヤクザいないでしょ。
サムライ過ぎるでしょ。
殺陣の動きもちゃんとしてて普通にかっけえもの。
これはどう考えてもプレデターズにおけるラストサムライです。
ラストサムライを残した一行は囚われのプレデターの元へと急ぎますが、ドクターメガネがビリビリの罠にかかってしまいます。
非情にも置き去りにする主人公。
放っておけない女スナイパー。
主人公は二人を置いて行ってしまいます。
主人公はおそらく女にモテないタイプでしょう。でも今はそんなことはどうでもいい。
生きるか死ぬか、命がけのこの状況においては女にモテるかどうかなど、どうでもいい事なのです。
そしてついに囚われのプレデターの元へとたどり着いた主人公。
一方その頃、ドクターメガネと女スナイパーは再び罠にかかっていたのでした(チーン)
果たして英語は通じるのか!?
どうやらPたん英語がわかるらしく、めでたくお仲間になってもらえましたよ。
いざ!宇宙船の操縦室へレッツゴー!
かと思いきや、その場からリモコン操作で簡単起動。
驚天動地のハイスペック。
シビれましたね。
もうね、この一連のシーンはね、RPGでめっちゃ強敵だったあのボスキャラがパーティーに加わった位の感動がありました。
味方にしたらこんなに頼もしい奴はいません。
しかし、そこへ現れたる別のプレデター。
しかもあれは、族長!
始まってしまうのですか?
プレデターVSプレデター。最強対最強の胸熱バトルが!
始まらざるを得ないでしょう。
強者を求める本能が。
ただ、戦いを楽しむ為だけの純粋な欲望が、プレデターにある限り。
っしゃあ始まった!
と同時に主人公がまさかのエスケープ。
援護しないんかい!
Pたんやられたら終わりだよ!?
まあええでしょう。主人公の目的はあくまでもこの惑星から脱出する事ですからね。
そんな事よりプレデター対決。
まずはプロレスを思わせる重量級の肉弾戦。そしてビーム!ビーム!またビーム!
つーか族長ツエェ!!!
フルアーマー・Pたんが押されている、だと?
やはり族長は別格!素顔も他のプレデターとはひと味違うし、プレデター界隈ではイケメンで通ってるような気がします。
そんなプレプレバトルの咆哮を聞いて振り返る女スナイパー。
ねぇねぇ君達いつどうやって網から抜け出したの?
一方ついにやられてしまったPたん。
宇宙船へとせまる長老。
しかし、宇宙船は既に上空へ。
やーい地球人に逃げられてやんの。ざまぁ(笑)
とはさせない族長。
簡単リモコン操作でお船の自爆完了です☆
一方その頃ドクターメガネがまさかの裏切り。
え?まさかアイツ最初から?
毒で痺れてしまった女スナイパー。
おいぃメガネ!彼女をどうするつもりだ!
まさか健全でクリーンな公式ブログサイトで書いたら即削除されてしまうような、あんな事やこんな事をするつもりじゃあるまいな!
けしからん!実にけしからんぞぉ!
と、盛り上がってきた所にひょっこり現れる主人公。
いやいや、何一つとしてがっかりしてませんよ。女性の危機を回避させた救世主ですからねふう。
しかし、ピンチはまだ去ったワケではありません。
痺れて喋る事すら出来ない女スナイパーに肩を貸す主人公、ってドクター殺人鬼と随分と差がありますね。
これは後ろから撃たれても文句を言えないような・・・
しかしそうはならないのが主人公補正の力というものです。
ドクター殺人鬼はサクッとやられて対族長用人間爆弾に(ひでえ)
族長も色んな意味でダメージを受けた事でしょう。
コレなに?生きてるのかな?みたいな感じで完全に油断してましたからね。
そこへ登場する主人公。
こっ!このシチュエーションは!
初代プレデターを彷彿とさせる対熱源感知スタイル!
全国のプレデターファンは感動にむせび泣いた事でしょう。よくぞ再現してくれたと。意思は、魂は受け継がれてゆくのだという事をこの作品が教えてくれたと。
まぁ俺は「なつかしいな」と思った位ですけどね(おい)
熱源感知を逆手にとってステルスに成功した主人公。
ステルスしちまえばこっちのもの、今度はお前が狩られる番だとばかりにヒット&ランで斬って斬って斬りまくる!
しかしさすがに一筋縄ではいかない族長。
何と心臓の音を感知してきた!
ピュアな乙女の恋心とか一発でばれてしまうやつですよ。
どんなに隠しても抑えきれない胸の高鳴りが長老にはわかってしまう訳です。
激しい戦闘によりドキドキが止まらない主人公の心音も感知されてしまいます。
つーか心音がわかる位なら足音とかもわかったのでは?
なんて野暮なツッコを入れてはいけません。今いいとこなんだから水を差すような事を言ってはいけません。[空気]⇦これ読めますか?そらけ読んでください(一番読めてないやつ)
さて、ハートがどっきゅんどっきゅんしてるしてるのがばれちゃった主人公、(爆)とばかりにプレたんビームで吹っ飛ばされてしまいます。
ダメージが大きく、すぐには立ち上がれない主人公。
大ピンチです。
ええ、察しのいい方はお分かりでしょう。
そろそろ女スナイパーが回復して来る頃だなと言う事を。
頑張れ女スナイパー!主人公がヤバいぞ!急げ!絶対大丈夫だと思うけど急ぐんだ!
美しい女スナイパーにハートをロックオンされ、Pたんは見事にドッキュンされちゃいました。
しかし族長の反撃を受けて女スナイパーは大ダメージを負ってしまいます。
それを見た主人公は怒りゲージMAXです。
てか絶対あの女スナイパーの事好きでしょ。
主人公の攻撃、かいしんのいちげき!
これは効いた!某有名RPGのクリティカルヒット並に効いた!タフな族長が動けません。
ここからはずっと俺のターン!
とばかりに滅多打ちにする主人公。
主人公、絶対あの人の事好きだよね。
見事ラスボスたる族長を倒し、女スナイパーの元へ行く主人公。
そこで二人は初めてお互いの名前を教え合うんです。
個人的に好きなシーンですね。
最初は生き残る為に必要な戦力、もしくは機能として人を認識してたかもわかりません。
それならば確かに名前はただの記号でしかなく、あえて知る必要も教える必要もないでしょう。
しかし、一人の人間として感情の交流を求めたならば、話は変わってきます。
ですから、このシーンには出会った頃は互いの能力だけを必要としていた二人が心を開いてあなたとの感情の交流を求めると誓い合った、もしくは宣言し合ったシーンなんだと感じました。
こうして一つの戦いが終わり、夜が明けました。
しかし、二人には次の戦いが待っています。
朝の訪れと共に空から降ってくる幾つものパラシュート。
二人なら乗り越えられるでしょう。
新たな頼もしき仲間と共に、比類なきヒーロー、ヒロイン補正でイケちゃう筈です。
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