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夏休みと言えばこのアニメ!『サマーウォーズ』詳細ネタバレ【私的疑問とその考察含む】前編

夏と言えば○○!

夏の定番と言うものがありますね。

例えば海、花火、浴衣、かき氷等々。

そんな中、もし夏のアニメと問われれば、コレを外す事は出来ないでしょう。

今回の鑑賞作品はアニメ『サマーウォーズ』です。

長くなり過ぎたかな、と思ったので前編後編に分けてみます。

 

映画『サマーウォーズ』制作情報

公開 2009年8月1日
監督 細田守
脚本 奥寺佐渡子
制作総指揮 奥田誠治
音楽 松本晃彦
主題歌 山下達郎【僕らの夏の夢】
製作会社 サマーウォーズ製作委員会
配給 ワーナー・ブラザーズ映画
上映時間 115分
製作国 日本
興行収入 16.5億円
主演声優 神木隆之介・桜庭ななみ

サマーウォーズ公式サイト

 

 

 

物語は仮想空間OZの紹介から始まります。

買い物から旅行プランまで、全てをまかなえるショッピングモール。

あらゆる言語が一瞬で翻訳されるコミニティー。

世界中の企業や様々な、行政、自治体が支店や窓口を設け、納税等の支払いも行えます。

そんなOZの中では自分の分身となるアバターを作り、スポーツを体験したり出来るのです。

まるでインターネットそのものをもう一つの世界として表しているかのようで、おとぎの国のようなOZの仮想空間ですが不思議なリアリティを感じます。

そんなOZのシステム保守点検にいそしむバイト学生が二人。学校でバイトとは大胆ですな。

そこへ駈け込んで来た一人の女学生。開口一番「バイトしない?」

バイト中の二人の内、一人が即立候補しました。

このシーンで女学生の名前はなつきちゃんで、バイト君の先輩なんだと言う事がわかります。

てゆーかバイト君。

君、なつき先輩の事好きでしょ(ニヤリ)

しかしバイト中であるが故に断念。

残念無念のなつきちゃん。バイトの内容が自分と旅行に行くだけなのにと漏らした途端、今度はもう一人の眼鏡をかけた方が立候補しました。

「こっちのバイトはどうすんだ」って言った本人がこの体たらくですよ。

しかし、募集人員は一人。

どうやって決めたのかわかりませんが、旅行に行くのはどうやら眼鏡をかけたサクマ君ではなく、なつき先輩に恋心を抱くケンジ君になったようです。

良かったね、ケンジ君。

なつき先輩とをする時にすぐ頬を赤らめちゃうケンジ君がカワイイ。

青春ですね。

そんなケンジ君は数学が得意のようです。

もう一息で数学オリンピックの日本代表になれたって話ですから相当な腕前なんでしょう。

て、ゆーか高校までで言えば日本トップクラスの数学力ってことなのでは?

普通にすごくない?

全然凄い感じしないけど実は眠れる獅子なのでは?

モジュロ演算とかやってましたけど俺はwikiで調べても何一つとしてわかりませんでしたよ・・・

しかも数学しか出来ませんというこの謙虚さ。

何もしてやれないけれど、応援しますよケンジ君。

そんなこんなで、なつき先輩とケンジ君は、なつきちゃんのおばあちゃんが住む上田に到着。

おばあちゃん、今度の誕生日で90歳になるんだとか。親戚の人達の話をさっくり一言でまとめると『すごい金持ち』

おばあちゃんのお家を見たケンジ君はギョギョギョのギョ。

お家ってゆーかお屋敷ですもの。

出迎えてくれたおばあちゃんの娘さんにケンジ君、90歳のお誕生日おめでとうございますって言うから今度はなつき先輩がギョギョギョのギョ。

さすがに90歳にしちゃ若過ぎですよ。

なつき先輩によくわからないクギを刺されつつ、陣内(じんのうち)家16代目当主のおばあちゃんと対面したケンジ君。

おばあちゃん、背筋がシャンとしてしっかりしてますね。そんなおばあちゃんになつきちゃん、ケンジ君を自分の彼氏として紹介してしまいます。

えっ?うそ?

いきなりハッピーエンドじゃん!

ケンジ君おめでとう!

と思いきや、おばあちゃんを喜ばせる為に偽の彼氏を演じて欲しいと頼まれるケンジ君。

これがなつきちゃんがバイトを頼んだ、真の目的でした。

焦りながらもその場は何とか調子を合わせるケンジ君。喜ぶおばあちゃんを見て喜ぶなつきちゃん。

しかしまさかこんなバイトだと思ってなかったケンジ君には、おばあちゃん達を騙し続ける自信がありません。

無理無理無理と駄々をこねるケンジ君。しかーし、大好きななつきちゃんが手を握ればあら不思議。

なんぴとたりとも恋の力には抗えないのです。

続々と集まる親戚達。
実に賑やかです。
そしてなつきちゃんによる親戚紹介。

スゲーいっぱいいる。初見ではとても覚えきれません。

それにしてもこの雰囲気、夏休みの実家帰りって感じがよく出ていますね。

夜の食事会におけるもっぱらの話題はやはり、なつきちゃんの彼氏であるケンジ君。

設定がアメリカ留学経験をしてきた旧家の東大生ですからね。

ちなみに旧家とは、古くから続く由緒ある名家と言う意味の方でしょう。

特に名家でなくても単に古くから続く家系を指して旧家と言う場合もありますが、武田信玄の家臣の末裔たる陣内家16代目当主であるおばあちゃん喜ばせる為の設定ですから、陣内家に負けない位の家柄って設定なんでしょう。

ハードルたっか(;・∀・)

プレッシャーが半端じゃない(゚Д゚;)

いやもうね、ケンジ君がんばれとしか言いようがない。

ところでこの一連のシーンでちょっと疑問に思った事があります。

鼻の下伸ばしたおじさんがケンジ君に「ところで婿殿、みせいの方は?」と聞こえた箇所があったんです。

周りの反応からして下ネタだとわかりますが、ちょっと単語の意味がわかりませんでした。同じ様に気になった殿方も大勢いると思いますので(ホント?)調べてみました。

これは正確には「ところで婿殿、2世の方は?」と聞いていたのであり、俺が上手く聞き取れてなかっただけのようです。大変失礼しました。

もしくは酔いが回ってロレツが妖しくなってるという演出かもわかりません。

次におじさんが「いや~あの、だから2世」と言った時には確かに2世と聞こえました。

しかしまぁ、完全に酔っ払ってはいますよね。

2世は?と聞いた時、婿殿の隣には嫁(仮)のなつきちゃんが座っていたんですから。

夜食会と言う試練を乗り越えたケンジ君はサクマ君と電話をしています。

どうやらなつき先輩との旅行権はジャンケンによって争われたようですね。

サクマ君の下世話な話にかわいいリアクションを見せるケンジ君。

青春ですねえ。

そして広すぎるお屋敷で迷子になってしまったケンジ君は謎の少年と遭遇します。

そこから、の□太君ばりのラッキースケベ。

ところでケンジ君。

湯船のお湯、飲んでないよね?

次の人が入ろうとしたら、湯船のお湯半分になってましたとかないよね。

ないない!ケンジ君に限ってそれは無い!・・・まさかね。

下らない冗談はさておき、風呂から上がったケンジ君。

居間では何やらだたならぬ雰囲気です。

わび助と言う男を見かけた途端に駆け寄り、抱きつくなつきちゃん。

あっけに取られるケンジ君。

いやいやいやいや、なつきちゃん!それはあんまりでしょう。

突然本家にやって来たわび助と言う男。

おじいちゃんの妾(めかけ)の子。との事なんですが、妾って言葉は知っていてもその内容をよく知らないので歴史を調べてみました。

令和の日本社会では考え難い事なのですが、妾と言うのは世間や妻公認の愛人みたいなもので、昔は妾を管理する組織の窓口があったんだそうです。

旦那様に気に入られると晴れて妾となり、別宅を与えられたりして衣食住等の経済的援助を継続的に受けたんだとか。

継続的に、という点が現代の援助交際とは違う所ですね。

旦那は継続的な経済的援助によって、妾の生活の面倒を見た訳です。

本妻と妾では勿論大きな立場の違いはあったでしょうけど、形を変えた一夫多妻制。と言うのが俺の中での妾制度のイメージです。

複数の女性を食わせていく訳ですから、当然それに見合った収入が必要です。

金持ちでないと妾は持てなかったでしょうね。

ちなみにこの妾という制度、明治31年に法的に廃止されました。

逆に言えば、それまでは法的に認められていたと言う事ですから驚きですよね。

話を戻します。

おじいちゃんの妾の子であるわび助。親戚のおばちゃん曰く、おばあちゃんの山を勝手に売ってアメリカに持ち逃げしたんだとか。

それが本当ならとんでもない野郎です。

よくもノコノコと顔を出せたよね、という感じですね。

それとも何ですか。

おばあちゃんに訴えられて、今刑務所から帰って来た所ですか?

位の感じですよね。

しかし何故か普通にいるわび助。なつきちゃんと花札してやがります。そんなわび助に積極的にアプローチするなつきちゃん。

あかん、なつきちゃんが完全にメスの顔です。

二人の間には面白くない顔のケンジ君。

ケンジ君、君は実によく頑張りました。

もうなつき先輩を置いて帰っていいと思うよ。

なつきちゃんてばケンジ君には恋人のフリしてって言っといてこれは無いですわ。

鈍感にも程がありますよ。

「なにやってんだろう俺」ハートブレイク中のケンジ君は思わず寝床で呟きます。

そんな時、ケンジ君に一通のメールが。中を見ると沢山の数字で埋め尽くされています。

数学的なインスピレーションを感じたのでしょうか。物凄い集中力で計算し、その答えを返信したケンジ君。

しかし返って来たのはロクでもないメールでした。

ケンジ君は本作品の主人公なのに災難続きで踏んだり蹴ったりです。

しかしケンジ君、長い人生の中にはそう言う時期もあるよ。

俺はケンジ君の味方だからね。

そんなこんな夜が明けました。

和やかな朝のひと時、ケンジ君に再び災難が訪れます。

全く可愛い災難ですよ、子供というものは。

可愛い災難に朝の眠りを妨げられたケンジ君は今朝のニュース番組を見せられます。

・・・人生終わった。と思わざるを得ない程の衝撃映像。

何と、ケンジ君がOZの乗っ取りを企てた犯人として映ってるじゃありませんか!

観ている俺まで血の気が引きました。

こんな衝撃映像が陣内家の大人達の目に触れたらブタ箱行きは免れません。

おいぃぃ子供達ー!リモコン返してーーー!!!

あわわOZにログインできない。ひいぃサポートセンターにも繋がらないーーー!!!

てな感じでテンパりまくるケンジ君、そこへ一本の救いの電話が!

嗚呼、心の友よ!

君だけは分かってくれるよね!僕の無実を!僕の潔白を!そうだよ違うん・・・あれ?

昨日?2056桁の暗号?それ解いちゃったの?一晩で?つまり?

昨夜送られてきた2056桁の暗号で構成されたあの変なメール・・・

ケンジ君。俺はケンジ君の味方だけど、いや、味方だからこそ言わせて貰います。

とっとと自主しましょう(おい)

アバターなんかとって一体何になるって言うんですか。自分のアカウントを乗っ取った奴が犯人だと思うなら、その情報を伝えるのも含めて一刻も早くポリスメンの所へ駆け込むべきでしょう(おいぃぃぃ!)

タチの悪い冗談はさておき、

 

まぁ真犯人と思わしき元ケンジ君のアバターは目の前にいる訳で、コイツを捕まえちゃえばそれで解決ですからね。

 

真犯人に立ち向かって行くケンジ君。

 

しかし犯人はOZを乗っ取ろうとする程の凶悪犯。ケンジ君のニューアバターはフルボッコにされてしまうのでした。

 

ケンジ君いきなりの大ピンチ。やはり自主するしかないのか。

 

しかし、調子こいてる犯人アバターに強烈なキック一閃!

 

激つよヒーローの登場です。顔がうさぎさんで、めっちゃカッコかわいい!

とんでもない強さであっという間に犯人アバターを捕らえてしまいます。

 

しかし、アバターを操作する少年の部屋に子供達が!

 

気を取られた隙に犯人アバターは逃げ出してしまい何と、近くにいた他のアバターを次々と食べてしまいます。

 

 

何そのチート機能。転生系捕食スキル?

 

他のアバターの力を吸収し、ガチな格闘ボディとなった犯人アバター。もはや以前とは別物です。後輪まで出現してちょっと神々しい、ぶっちゃけスゲーカッコイイ。こいつは強そう、いや、こいつは間違いなく強い!

 

https://twitter.com/kinro_ntv/status/1152201581154037760?s=21
相対するうさぎとニュー犯人アバター。

 

先に動いたのは犯人アバターでした。

 

間合いを詰めざまに繰り出された攻撃は、一発一発が速くて重い。

 

鋭いワンツーパンチからのボディブロー、そこからのミドルキック。

 

一発一発の反応を確かめ、それを見越した上で相手の隙を突くかのようなテンポで、丁寧に打ち込んで来ます。

 

犯人アバターの変貌や子供達の乱入によって集中力を乱されたのか、うさぎアバターは防戦一方です。

 

あっ!バーチャファ○ターをやってた世代は思わず胸を熱くする、八極拳の鉄山靠(テツザンコウ)的な技を出してきました!

 

これをくらってしまったうさぎアバター。ここぞとばかりに畳みかけてくる犯人アバター。うさぎアバターはなかなか体勢を整えられません。

焦るプレイヤーの少年。起死回生の一撃を狙いますが撃ち負けてしまいます。

 

強い!

 

増してゆく少年の焦りに追い打ちをかけるかのように、子供達が邪魔をします。振り払う少年、一時的に無防備となってしまったうさぎアバター。

 

格闘ゲームの接戦中ににこんな事をしては致命的です。あえなくKOされてしまいます。

 

格闘ゲームならそこで1ゲーム終わって次の対戦に行くなりゲームを終了するなり出来ますが、この戦いではうさぎアバターが倒れたまま残っています。

 

ヤバいぞこれ、もしかして食べられちゃうのでは?と思ったのも束の間、何とかケンジ君がうさぎアバターを回収してくれます。

 

まぁ、見逃してもらった感じではありましたけどね。

 

アバター取られなくて良かったねと言うケンジ君。それはそうなんですけどね、そんなことより少年は、実力を発揮出来る状況ではなかったとは言え、負けた事でプライドが傷付いたのです。

 

一方、ハッピーバースデーの歌を練習する親戚一同。我関せずとばかりにケータイを見ているわび助。

 

そんなわび助の所へ一人の女の子が寄って行きます。子供と言うのは時に鋭い直感を発揮するものです。

 

このやり取りでわび助が何か明確な目的を持ってアメリカに行ってた事が察せられました。

 

その頃ケンジ君はサクマ君からの情報によって真犯人の正体を知らされます。犯人は何とAI!!!

 

ピッツバーグから開発中の実験用AIが脱走したって、AI意思持ってるじゃん!それターミ〇ーター的なやつじゃん!軍事用コンピューター乗っ取られたら核兵器ドーンってなるやつじゃん!

 

ところでピッツバーグってどこにあるんです?はい、アメリカのペンシルバニア州でした。

 

わび助ドーン。多分その事に関連する件で日本に戻って来たんでしょうね。

 

AIの名前は通称ラブマシーン。黄金世代のモーニング娘!?なんてツッコミはもう古くてわからない人も、中にはいるんでしょうね(遠い目)

 

夏の音、風鈴。

 

夏の食べ物、そうめん。

 

そして夏と言えば、怖い話。

 

さぁ、美味しいそうめんを・・・!?

 

テレビのニュース番組を前に完全にフリーズした親戚の人達。

そう、画面に流れていたのはあのニュースだったのです(ヒィィ!)

 

そして全てのウソ設定があっさりばれました(ギャー!)

 

恐ろしい展開です。

 

それにしても住民基本データを内緒で検索したと言う事はやっちゃいけない事だと知ってたって事ですね、っていうかバンバン叩いてるそのファイル、住民基本台帳なのでは?

 

ああっ!もうケーサツがキターーーーーー!!!(゚Д゚;)

 

おばちゃん逃げて!なんて、そんな事言ってる場合じゃない。

 

ケンジ君が指名手配されてるじゃないですか!

 

親戚一同、てんやわんやの大騒ぎ。そして素知らぬ顔のおばあちゃん。

沈黙は金なり。的な、歳の功なんですかね。

 

一方ケンジ君の方も状況は芳しくありません。あの、かっこかわいいうさぎさん。

キングカズマが炎上中です。

 

ゲームなんだから気にする必要は無いと言うケンジ君。

ゲームじゃない、これはスポーツなんだと返す少年。

 

ゲームがスポーツという視点はおそらくeスポーツの影響だと思われます。

 

当時、日本での認知度は低かったかもわかりませんが、この作品が作られた2009年にはeスポーツと言うゲームで真剣勝負をする競技が既にあり、海外では人気がありました。

 

2019年7月の日本においてeスポーツは、プロライセンスが発行されたり総額賞金数千万円の大会が開催されたりしてますから随分と発展していますね。

 

戦って勝つのが好きなんだと言う少年、なんだかんだ武家の血を引いてるんですね。

 

しかし、あのAIは違うと少年は言います。ヤツはゲームが好きなんだと。拳を交えた者同士にしか分からない感覚があるのでしょう。

 

ラブマシーンはゲームが好き。と、言う事は・・・

 

ケンジ君が仮説を立てている所へ親戚の面々が押しかけてきます。

 

はい、お説教のお時間です。

 

もうね、ケンジ君が不憫でならない。恋愛鈍感力が高過ぎるだけで悪気は無かったとは言え、なつきちゃんは罪作りな女ですよ。

 

そんななつきちゃんに天罰が下されたのでしょうか。

 

明かされる黒歴史「おじさんと私」

 

そしてとうとうケンジ君は逮捕されてしまいます。

 

チンピラなんだか警察なんだかよくわからないキャラの人に。

 

つくづくケンジ君が不憫でなりません。

 

しかし!観る目のある人はいるものです。おばあちゃんの真摯な問いかけにケンジ君も真摯に応えます。

 

しかし、法は法。誠意のこもった挨拶をしてケンジ君は連行されて行きます。

 

車を追いかけるなつきちゃん、叫ぶケンジ君。いい感じです。感動のシーンですっておいぃぃチンピラ!もっとケンジ君を丁寧に扱えや!今時こんないい人いないぞ!

 

全く、嫉妬に狂った男はみっともないですね。

 

高台から車を見送るなつきちゃん。心境の変化があったのでしょうね。

 

一方OZ。ラブマシーンがOZ内のデータ情報を様々な遊びに見立てて遊んでいるように見えます。

 

遊びますねー。

 

まだ遊びますねー。

 

とことん遊びつくしますねー。

 

その度に現実世界では交通、レスキュー、水道、GPS等、様々な所で大混乱が生じます。

 

OZと言う一つの空間に全てのシステムデータとそれを行使する権限が集約されているのですから、それが乗っ取られてはどうにもなりません。

ラブマシーンにより次々と乗っ取られるアカウント。アカウントを乗っ取られると言う事は、アカウントを持つ本人の情報行使権限を乗っ取られるのと同じ事です。

 

アカウントの乗っ取りと言えば、我々の世界でも個人アカウントの乗っ取りで日本を震撼させた事件がありましたね。7payアカウントの乗っ取りによる不正ログインです。

 

夏と言えばこわい話と言っても、こういうのは御免被りたいですね。

 

余談でした。

 

大渋滞により引き返す事を余儀なくされたケンジ君達。不幸中の幸い、ですかね。

 

一方陣内家で報道番組を見たおばちゃん。一目で危険性の大きさを見抜きます。さぁ、かつては武田信玄に仕えていたとされる陣内家16代当主のおばあちゃん。一体どうするつもりなのか?

 

取り出したるは、まさかまさかの黒電話。おばあちゃんは当意即妙の激励でお偉方を次々と鼓舞していきます。

 

まさに当主の器。仲間の士気を高め、能力を最大限に引き出してゆく。

 

まさしく将の器です。

 

この一連のシーンにはグッと来ましたね。

 

急速に事態収集の兆しを見せ始める日本。異変に気付いたラブマシーン。何をどうやったのか、あっという間に混乱を回復させる原因となる情報源、つまりおばあちゃんのアカウントに辿り着いてしまいます。

 

その一方で陣内家に戻ったケンジ君は、再び暗号解読にいそしみます。前回とは違う眼差しです。混乱に苦しむ世界中の人々の為に。行為としては同じでも、今回はその心根が全く違います。

 

そして見事に解読成功。OZに多数のエンジニアが入って来たのを見たラブマシーンは何処かへ逃げてしまいます。

 

良い事は重なるもので、いや、ある意味残念だったのですが、ケンジ君が犯人で無い事が証明されました。

 

何と前回の暗号解読、実は失敗していたのです。

 

でも今回は成功した訳ですから、色んな意味でレベルアップしたって事ですよね。

 

そして夜になり、ケンジ君は二日目の食事会へ。あるおばちゃんの活躍を持ち上げる陣内家一同。おばあちゃんは素知らぬ顔でケンジ君に花を持たせます。

 

やるな彼氏。

 

さすが彼氏。

 

なつき彼氏の話題で二夜連続盛り上がる陣内一族。

 

しかしそこに不穏なニュースが流れて来ます。そう、未だラブマシーンは健在なのです。

 

ラブマシーン?何それ、もーむす?

 

ああっ!仲間イターーー!!!!(^^)!

 

しかしいつかは来るのでしょう。この作品を見た若者達が『ラブマシーン もーむす』と言うキーワードで検索する日が(遠い目)

 

キングカズマを操る少年がラブマシーンを画像付きで教えてくれました。

 

しかし公にはされてないようです。

 

しかし世界がラブマシーンを止めるのは時間の問題だと言い切る少年を嫌な感じで嗤うわび助。

 

何故なら、ラブマシーンの開発者は俺だから。

 

と、わび助は言うのですけどもね、なんか自信ありげに不敵な笑みを浮かべながら言ってるんですけどもね、ごめんなさいちょっと言ってる意味が分からない。

 

なんでわび助が開発者だとLOVEが止まらないのかが全くわからないんですけど。

 

理由を説明するわび助。なーるほど、つまり転生系捕食スキル的チート機能を備えた欲望の塊がOZと言う情報の宝物庫に解き放たれてしまったんだぞと。

 

とどまる事を知らぬ知識欲はやりこみ大好きゲーマーの如くアカウント収集を繰り返し、今では数百万の軍隊と同等の力を蓄えている。

 

それ作ったの俺なんだぜ(ドヤァ)

 

と言う訳ですか。

 

くそぅ小憎らしいわび助めぇ、言いたい事は分かったけれど、少年の言葉を借りるなら「態度がダメ」

 

アメリカ軍何人いると思ってんの?・・・はい、これは無理ゲーっぽい。状況は芳しくありません。

 

ラブマシーンの開発者であることで責められるわび助。しかしこれはAIが勝手にやった事で自分に非は無いとわび助は言います。

 

好きになれない態度ですが、言ってる事はわび助が正しい。

 

非があるとしたらラブマシーンと呼称されるAIを軍事利用した人達です。

 

しかしわび助、軍人さんから大金が入るとホクホクです。俺は軍から高い評価を得て、山一つなんか問題にならない大金を手にするんだぞと。

 

おばあちゃん、俺頑張ったんだよ。胸を張ってこの家に帰って来れるように。

 

全部おばあちゃんのおかげだよ。おばあちゃんのくれたお金があったからラブマシーンを作れたんだから。

 

最初は同情的だったおばあちゃんもこのセリフにはブチ切れます。

 

わび助はね、大勢の人々の苦しみを置き去りにして開発者に責任は無いと平気で言える人間です。

 

でもおばあちゃんはそうじゃありません。

 

人の心に寄り添い、人の心の痛みを我が事のように感じる。

 

だからわび助もおばあちゃんにだけは心を許しているのでしょうけれど、そんなおばあちゃんにね、ラブマシーンを開発出来たのはおばあちゃんのお陰だと言う事は、暗にラブマシーンが生まれたのはおばあちゃんのせいだと言ったのに等しいのです。

 

おばあちゃんどれだけ頑張ったと思ってんですか。これはおばあちゃんブチ切れますよ。

 

人の心がわからないわび助には、その事がわからなったのです。

 

わび助が去った後、修羅場となった居間の片付けをする面々。縁側で独り肩を落とすなつきちゃん。

 

ケンジ君が声をかけるも、今は来ないでと拒絶されてしまいます。

 

そんなケンジ君を手招きするおばあちゃん。

 

どうやら大立ち回りがたたって身体が思うように動かないようです。

 

そりゃ90歳で薙刀ぶん回したらそうなっちゃいますよね。

 

部屋まで肩を貸すケンジ君。戻ろうとしたその時、何故かおばあちゃんと花札をする事に。

 

この勝負、何か賭けよう言うおばあちゃん。

 

もし私が勝ったら、なつきをよろしく頼むよ。

 

何と、おばあちゃんにお墨付きを貰いました。

 

しかし、まだ僕は自分に自信が持てません。と言うケンジ君。

 

自分の弱さを素直に見せるケンジ君に対し、あんたなら出来る。とキッパリ断言するおばあちゃん。

 

 

その眼は確信に満ち溢れています。

 

失意の底にあった心を大きく揺さぶられたケンジ君。

 

やってみます。と言うのが偽らざる心境のようです。

 

次の札を取るおばあちゃん。ケンジ君の答えを待っていたかのように勝敗が決します

 

「私の勝ち」破顔一笑。

策士ですねおばあちゃん。

 

翌朝5時21分。陣内家16代目当主、陣内栄(さかえ)おばあちゃんは息を引き取りました。

 

体調に変化があればアラームがなる筈だったがOZの混乱の影響でそのデータが送られて来なかった。

 

淡々と話す医者に、じゃあいつも通りなら助かったのかよと問う声。

 

寿命だから同じだろうなと言われますが、納得出来ないようです。

 

やり場のないをぶつけるようにわび助はどこだと探しますが、既にこの家にはいないようです。陣内家に沈痛な空気が立ち込めます。

 

特に辛かったのはなつきちゃんでしょう。昨日の夜、大好きな二人がケンカ別れをして今朝になったら二人とも居ないのですから。

 

しかもその内の一人は、永遠に帰って来ないのです。

 

大きな心の拠り所を二つ一遍に失ってしまったなつきちゃんの悲しみ、苦しみはどれ程のものでしょうか。

 

縁側にケンジ君と並んで座るなつきちゃん。放心状態のなつきちゃんは、ただただ涙が止まりません。

 

止めて・・・涙。
ここ・・・握って。

 

なつきちゃんの小指をおそるおそる握るケンジ君。

 

抑え込んでいた感情が解けて流れ出したかのように、泣きじゃくるなつきちゃん。

 

二人の心の繋がりに応じるかのように、指の繋ぎ方が変化していきます。

 

何かを決意した目をするケンジ君。

 

覚悟を決めた、男の眼です。

後編はこちら↓

アニメ『サマーウォーズ』ネタバレ【私的疑問とその考察含む】後編

 

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こんにちは。daisukeと申します。 関東圏在住の会社員です。 このブログでは視聴した動画や日々のトレーニング等の雑感記事をメインにやっていこうと思っています。 好きな事は歌う事と身体を動かす事です。 宜しくお願いします。